レアル・マドリードはホームでアラベスを2-0で下し8連勝。首位の座をキープして3シーズンぶりの優勝に大きく前進した。

スペイン紙マルカは11日、PKで先制点を決めた元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(32)について、リーグ戦のPK成功率が100%であることを伝えている。

Rマドリードで今季、PKのキッカーを務めるセルヒオラモスが出場停止。そのためベンゼマが前半11分、メンディがシモ・ナバーロに倒されて獲得したPKを決めてチームの先制点を記録した。

これはベンゼマにとってスペイン1部リーグで10回目のPKとなったが、2010年11月10日のムルシア戦で初めてPKのキッカーを務めて以来、1回も失敗していない。

これまでアラベス(2回)、ムルシア、ラスパルマス、ジローナ、バリャドリード、レバンテ、エイバル、レガネス、ベティス相手にPKを蹴り、その全てを成功させている。

またアラベス戦の得点は今季の公式戦23得点目、リーグ戦18得点となっており、リーグ戦の得点ランキングでバルセロナのメッシ(22得点)に次ぐ2位につけている。

さらに今回のベンゼマの得点は、ジダン監督のRマドリードでの記念すべき公式戦500得点目となった。公式戦207試合目で到達。その通算成績は139勝42分け26敗501得点211失点、1試合平均2.42得点となっている。(高橋智行通信員)