敵地に乗り込んだレアル・マドリードは2-1でグラナダを撃破し、9連勝を飾って3季ぶりの優勝に王手をかけた。2位バルセロナと勝ち点4差とし、リーグ制覇まで、あと1勝に迫った。16日にビジャレアルとのホーム戦か、最終節のレガネス戦に勝てば16-17年以来の優勝が決まる。

試合は前半10分、ゴール左を突破したDFメンディのゴールで先制。同16分にはFWベンゼマが左から攻め上がり、エリア左から切り返して右足シュートを決めて追加点を挙げ、DF陣もグラナダの猛反撃を後半の1点のみに抑えた。

レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は「前半は非常に優れた内容でボール保持が印象的だった。後半は対戦相手が良く、こちらは良くなく苦労した」と辛勝だったと振り返り、試合終了直後にはベンチ前で喜びの雄たけびも出した。同監督は「非常に重要な勝ち点3だった。選手たちが印象的な試合をしたので、幸せな絶叫だった」と満足顔だった。