サンプドリアDF吉田麻也(31)は目の前でユベントスに9連覇を決められた。8試合連続の先発出場となった吉田はセンターバックとして最終ラインに入り、FWクリスティアーノ・ロウウド擁する相手攻撃陣と対峙(たいじ)した。序盤から冷静なプレーで抑えていたが、前半ロスタイムにセットプレーから失点。エリア手前左で与えたMFピャニッチのFKを起点にファーから走り込んできたロナウドに強烈なシュートを浴びて先制点を許してしまった。

後半22分にはロナウドのシュートをGKアウデロがファンブルしたところを狙われ、途中出場のFWベルナルデスキに追加点を奪われた。吉田は後半36分にはロナウドの突破を封じ、途中出場の相手FWイグアインを徹底マーク。同43分にはロナウドのPK失敗に助けられ、ロスタイムにはゴールライン手間で右足を出して相手シュートを封じて奮闘した吉田だったが、試合は0-2の完敗。結果的にユベントスがホームで9連覇を決める「引き立て役」となってしまった。

チームで輪になって優勝を喜ぶユベントスの選手たちを横目に、2連敗となった吉田らサンプドリアの選手たちは肩を落としてピッチを立ち去っていた。