日本代表MF久保建英(19)の来季の去就が注目され、移籍先としてさまざまなクラブの名前が出ている。そんな中、最近になって今季のスペイン1部リーグで4位となり、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したセビリアが最有力候補と報じられている。

それを受け、セビリアの地元紙エスタディオ・デポルティボ電子版が26日、セビリアサポーターに「セビリアの久保補強というオプションを気に入っているか?」というアンケートを実施したところ、59%が「はい」と答え、過半数の人々が久保の入団を好意的に受け止めるという結果になっている。

久保の行き先については現在、セビリアの他、同じ町のライバルのベティスや、レアル・ソシエダード、ビリャレアル、グラナダ、ヘタフェ、オランダのアヤックス、具体的な名前は記されていないがドイツのクラブの名前がさまざまなスペインメディアで報じられ、来季の所属クラブの候補に挙がっている。

その中でエスタディオ・デポルティボ紙は、セビリアが久保獲得レースでポールポジションにいること、レアル・マドリードとこの後、期限付き移籍の手数料、期間に話し合わなければならないこと、セビリアが1年以上の契約を望んでいること、この契約にセビリア側の買い取りオプション、レアル・マドリード側の買い戻しオプションが含まれる可能性があることを伝えている。(高橋智行通信員)