ブラジルの古豪ボタフォゴのMF本田圭佑(34)は27日、自らSNSなどで設立を発表していた中高生を対象としたオンラインスクールについてウェブ会見を開催した。

これまでも国内外でサッカースクールなどを運営してきた本田は「今までは既に夢が見つかっている子供たちに対し、成功するための教育をサービスとしてやってきた。今回は人としてどう生きていくのかを真剣に考え、夢を追っている子以外の子供たちにこのサービスを使ってもらえるかという視点で立ち上げた」と違いを強調。正規の学校とは、まったく異なるアプローチで若年層にとって大切な教育を手掛けていく意欲を示した。

サッカースクールと同様、今回の「学校」も国内のみにとどめるつもりはない。授業料を1ドル(約110円)と設定したことも海外を視野に入れているためで「強く海外を意識していることをメッセージとして伝えたいので100円ではなく、1ドルと言わせていただいている」と明かした。進出先としてはカンボジアなど東南アジア、ブラジル、アフリカを挙げた。