新型コロナウイルスの影響による財政難でクラブスタッフ55人の解雇を検討しているアーセナルが若手有望株のMFメイトランドナイルズ(22)を売却しようとしていると英紙ザ・サンが6日、報じた。

同紙はアーセナルがイングランドの年代別代表経験もある同選手を3000万ポンド(約40億円)で売りに出しているとし、同リーグのブライトンが興味を持っているとつづった。メイトランドナイルズとアーセナルの間には3年の契約が残っているが、同選手はミケル・アルテタ監督のもとで満足に出場機会を得られていなかった。

財政難に揺れるアーセナルは5日にクラブ幹部らが「持続可能な責任ある方法で運営する」などと声明を発表。財政難によるコスト削減が必要であることを認め、チームスカウトら55人のスタッフの解雇を検討していることを明かしていた。