シントトロイデンFW鈴木優磨(24)が今季初ゴールを決め、昨季2位のヘントとの開幕戦を2-1で制し白星発進した。

鈴木は前半2分、左クロスがワンバウンドでファーまで流れてきたころに走り込み、右足を合わせて先制点を奪った。

鈴木は「(2トップを組んだ)コリーディオと相手が強いので何回もチャンスが来るわけではないので、お互い一発しかないチャンスを決めようと話していた。(得点シーンは)流れてくるのは分かっていたので、その瞬間ファーで待ってうまく合わせるだけでした」と振り返った。

左MFの位置で先発した新加入のFW中村敬斗については「日本人が前線にいた方がやりやすい。敬斗もドリブルでシュートがいい選手なので、なるべく僕が当てて落として敬斗がシュートを打てる形を多く作ろうと話をしていた。もうちょっとコミュニケーションが取れるようになれば、もっと完成度が高くなると思う」と期待した。続けて「1つ1つの戦いに全力を注ぎ、結果いい順位で終われればいい」と今季への抱負を語った。

鈴木は後半30分に、中村は後半14分に退いた。DF松原后はベンチ入りしたが出場機会はなかった。GKシュミット・ダニエル、FW伊藤達哉はベンチ入りしなかった。