ビリャレアルが久保建英に続く今季2番目の入団選手として、バレンシアとフランス人MFフランシス・コクラン(29)の移籍で合意したと、クラブの公式サイトで12日に発表した。契約期間は4年間。

スペイン紙マルカはクラブが公表していない移籍金について、650万ユーロ(約8億1250万円)プラス出来高ボーナス200万ユーロ(約2億5000万円)だと伝えている。

コクランはバレンシアで2年半プレーし、中盤の主軸の1人として公式戦89試合に出場、1得点3アシストを記録した。またスペインに来る前はアーセナル(イングランド)、ロリアン(フランス)、フライブルク(ドイツ)、チャールトン(イングランド)でプレーしており、経験豊富な選手である。

コクランはすでに12日にメディカルチェックをパスし、13日に入団会見をする予定になっている。ウナイ・エメリ監督の下、アンギサとカソルラの抜けたチームで中盤を強化する役割を期待されている。(高橋智行通信員)