パリ・サンジェルマン(フランス)が一発勝負の準々決勝で、試合終了間際の劇的な逆転で初出場のアタランタ(イタリア)を2-1で下し、25季ぶりの4強進出を決めた。

先制したのはアタランタ。前半26分にFWパシャリッチがペナルティーエリア右から左足シュートでゴールネットを揺らした。

スコアは試合終盤までこのまま動かずアタランタが逃げきるかに見えたが、後半45分、FWチュポモティングの右からの浮き球をペナルティーエリア左でFWネイマールが受け左足シュート。これはヒットしなかったが、こぼれたところをマルキーニョスが右足で押し込んでパリ・サンジェルマンがついに同点に追いついた。さらに5分あったロスタイムの3分、ゴール左からのネイマールの絶妙のスルーパスをFWエムバペがワンタッチで折り返し、中央からチュポモティングが流し込んで勝ち越しゴールを奪った。

初優勝を目指し、19日に行われる準決勝ではアトレティコ・マドリード(スペイン)とライプチヒ(ドイツ)の勝者と対戦する。