セリエAのサンプドリアDF吉田麻也(31)について、同国情報サイトの「サンプニュース」が、22年までの2年契約でサンプドリアとの契約にサインする見通しだと13日、報じた。

年俸130万ユーロ(約1億5600万円)からの減額提案を受け入れ、年俸100万ユーロ(約1億2000万円)の2年契約で合意する見込みだという。

1月にイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンから移籍した吉田はセリエAで計14試合に出場。新型コロナウイルスの影響でリーグ中断もあったが、再開後、クラウディオ・ラニエリ監督のもと、主力センターバックとして起用された。

最終節となった8月1日のブレシャ戦後にはイタリア語のインタビューで来季について触れ「未来は? まだ誰も分かりませんが、もう1年滞在する可能性がある。この休暇中、クラブと私のエージェントと話をします」と残留の可能性を口にしていた。

また約7カ月間過ごしたジュノバの街やチームの雰囲気にも愛着を持ち「とても幸せだった。難しい時期だったが、順調にセリエA残留もできた。これが一番大事だった。7年間、英国で過ごした経験とはすべてが違い、新たな経験だった。私は挑戦が好き。コーチ、スタッフ、チームメート、ファンのみんな、ありがとう」と話していた。