バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が大量8点を奪う猛攻を見せ、バルセロナ(スペイン)を8-2で下し2季ぶりに準決勝に進出した。

リーグ8連覇を達成し、ドイツ杯も制して2冠のBミュンヘンが圧倒した。前半4分、FWレバンドフスキとのワンツーでFWミュラーが左足で蹴り込んであっさりと先制。同7分にMFゴレツカのクロスをDFアルバがクリアミスしてオウンゴールで同点とされたが、同21分、相手ボールをMFニャブリが奪ったショートカウンターからFWペリシッチがペナルティーエリア左から左足シュートを決めて勝ち越し、同27分にニャブリ、同31分にミュラーがこの日2得点目を決めて前半を4-1で折り返した。

後半12分にFWスアレスに中央から左足で決めて2点差となったが、同18分、DFデービスが左サイドを突破しDFキミヒが押し込んで再び3点差とリードを広げ、同37分には交代出場のMFコウチーニョのクロスにレバンドフスキが頭を合わせて欧州チャンピオンズリーグ14得点目をマーク。同40分、44分にはコウチーニョが立て続けにゴールを決めてバルセロナを粉砕した。

7季ぶりの優勝を目指し、19日に行われる準決勝ではマンチェスター・シティー(イングランド)とリヨン(フランス)の勝者と対戦する。

歴史的な大敗を喫したバルセロナは12季ぶりの無冠に終わった。またスペイン勢が4強進出を逃したのは13季ぶり。