日本代表FW南野拓実(25)がリバプール移籍後、公式戦初ゴールを決めた。イングランドのスーパー杯にあたるFA杯覇者アーセナルとの一戦。ベンチスタートの南野は後半14分からピッチに立つと、0-1で迎えた同28分、ゴール前の混戦から右足を振り抜き、貴重な同点ゴールを決めた。無観客とはいえ、サッカーの聖地ウェンブリースタジアムでの公式戦初ゴールとなった。

チームメートのオランダ代表DFファンダイクは19年10月の欧州チャンピオンズリーグで敵として対戦し、1ゴール1アシストを決められた試合を引き合いに出し「タキ(南野)はとても良かった。今日の彼はザルツブルクと対戦した時、私たち全員が目にしたタキだった」と絶賛。さらに「非常にエネルギッシュで素晴らしい選手です。彼が殻を破ってきていることは我々にも、彼にも良いことです」と高く評価していた。