スペイン1部バルセロナへの残留を表明したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)は3日、クラブとの法廷闘争を回避したかった気持ちを口にした。

クラブとの契約条項には6月10日までに退団を伝えた場合、一方的に契約解除できるが、それ以降の場合は7億ユーロ(約875億円)の移籍金が発生。メッシ側は新型コロナウイルスの影響を受けてシーズン終了が遅れたため、当初の契約通りにはいかないと主張していたが、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長から拒否され、スペインリーグもバルセロナの主張を認める声明が出されていた。

サッカー専門サイト「ゴール」のインタビューの中で、メッシは「裁判にかけることもできたが、バルサと法廷に行きたくなかった。それは私が入団して以来、すべてを与えてくれたクラブ。私の大好きなクラブ、私の人生を作ったクラブだからだ」とチームへの愛も強調していた。