日本代表MF久保建英が所属するビリャレアルが8日、スペイン人DFアルベルト・モレノ(28)が左ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂の手術を受け、復帰までに最低でも6カ月かかることを発表した。

アルベルト・モレノは8月25日に行われたプレシーズンマッチのテネリフェ戦で先発出場するも、前半に左ひざを負傷して途中交代を余儀なくされ、その後の検査で左膝前十字靭帯断裂と診断されていた。

スペイン紙マルカはこのニュースを受け、今季のビリャレアルが左サイドバックのレギュラー選手を実質的に失うことになると伝えている。さらに同紙は、ビリャレアルが他の左サイドバックのアルフォンソ・ペドラサとジャウメ・コスタの2選手で今季に臨むのか、それともどちらかを放出して新たな選手獲得に動くのか、決断する必要があると指摘している。

新たな獲得候補としてマルカ紙はすでに、エスパニョールのアドリア・ペドロサの名前を挙げていた。(高橋智行通信員)