日本代表MF久保建英(19)が、新天地での公式戦デビューを果たした。開幕節のウエスカ戦でベンチ入りし、後半32分からピッチに立った。

1-1でチームが押し気味に試合を進める中、トップ下に入った。DFの間のスペースをうかがい、積極的に顔を出してパスを要求した。後半ロスタイムには右サイドでファウルを受け、自らFKのキッカーに。ゴール前に速いボールを送ったが、GKにキャッチされた。試合終了間際の同6分には左よりからシュート性の強いボールを放つも、クリアされて得点にはつながらなかった。

いきなりゴールに絡むプレーは見せられなかったものの、短い出場時間の中でアピールした。味方との連係も向上も今後まだまだ深められる段階にある。

昨季マジョルカでスペインリーグにデビュー。4得点4アシストを記録し「個人的には昨季の成績を超えたい」と話す19歳が新たなスタートを切った。