王者パリ・サンジェルマンがようやく今季初白星を挙げた。

開幕戦で新型コロナウイルスの影響で主力を欠いて昇格組のRCランスに敗れ、2戦目のマルセイユ戦ではFWネイマールら3人が退場となる大荒れの試合となり2連敗。この試合もネイマールが出場停止、FWエムバペもベンチ外となったが、GKナバスとFWイカルディは復帰した。

試合はスコアレスのまま進み、迎えた後半20分、DFディアロが相手FWニアンを倒し2枚目のイエローカードを受けて退場。さらに同41分、交代出場していたDFベルナトが左足を痛めて退場。3回の交代タイミングを使用した後だったので9人で戦う苦しい展開となった。しかし、同ロスタイム、MFディマリアの左クロスにイカルディが飛び込み、相手GKが両手ではじき出したこぼれ球をMFドラクスラーが頭で押し込んでチームの今季初得点をマークして決勝点を奪った。