スペイン2部リーグ、サラゴサのMF香川真司の去就は選手登録期限日の25日までに決定しそうだ。

サラゴサはウルグアイ人FWガブリエル・フェルナンデスをセルタから期限付き移籍で獲得したことによりEU圏外枠の選手が計3人になった。これにより香川もしくは昨季イビサに期限付き移籍で所属したブラジル人ライー・ナシミエントのどちらを、選手登録の期限日である25日までに放出する必要があるとサラゴサの地元紙エラルド電子版が17日に報じた。

その理由として同紙は、スペイン2部リーグのEU圏外枠が、1部リーグより1枠少ない2枠であることを伝えている。

新加入のガブリエル・フェルナンデスが1枠を占めるため、サラゴサは新シーズンに向けて香川とライーのどちらかを選択しなければならない。登録できずに残留した選手は、公式戦に出場できずにチームで練習だけを実施することになる。

サラゴサは8月に1部昇格プレーオフに参加したため、第1節と第2節は延期されており、27日の週末に行われる第3節で今季のリーグ戦をスタートする。

移籍市場は10月5日まで開いているが、香川にとっては25日がサラゴサに残留するかどうかのタイムリミットとなっている。

(高橋智行通信員)