ビリャレアルは27日、アウェーで行われたスペイン1部リーグ第3節で、今季のリーグ初戦を迎えたバルセロナと対戦し、0-4で敗れた。

リーグ開幕から3試合連続でベンチスタートとなり、チームの出来が悪い中、後半29分から出場した日本代表MF久保建英(19)について、スペイン紙が試合翌日の紙面で高評価をつけている。

スペイン紙マルカは、少年時代、下部組織に所属した古巣との対戦で、わずかな時間ながら右サイドでプレーしチャンスを作った久保について、アセンホと並びチームトップの2点(最高3点)をつけた。

その他、エストゥピニャン、チュクウェゼ、モイ・ゴメス、アルカセル、トリゲロス、イボラ、フネス・モリ、バッカの8選手に1点、マリオ・ガスパール、アルビオル、パウ・トーレス、コクラン、パレホ、ジェラール・モレーノの6選手とエメリ監督に最低の0点をつけている。

また同紙は、ビリャレアルがハーフタイムに2選手を替えたことでバルセロナの勢いを止めたものの、わずかなことしかできなかったと分析しつつ、「久保がピッチに入ってから少しだけ良くなった」と久保が試合終盤にチームのプレーを向上させたことを強調した。

一方、スペイン紙アスは久保に1点(最高3点)をつけ、チーム唯一の枠内シュートを打ったことを伝えている。

その他、アセンホがチームトップの2点、アルビオル、エストゥピニャン、チュクウェゼ、モイ・ゴメス、ジェラール・モレーノ、イボラ、トリゲロスの7選手が久保と並ぶ1点、マリオ・ガスパール、パウ・トーレス、コクラン、パレホ、アルカセルの5選手が最低の0点となっており、フネス・モリ、バッカの2選手は出場時間が短く評価がなかった。

開幕からリーグ3試合を戦いバルセロナに今季初黒星を喫し、1勝1分け1敗のビリャレアルは次節、30日にホームでアラベスと対戦する。

(高橋智行通信員)