すでに新シーズンを始動しているバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が29日、スポルト電子版でインタビューに答え、バルセロナに関わる全員が一致団結する必要があることを訴えかけている。

退団の意向を正式な形でバルセロナに告げた後、最終的に残留を決めたメッシは、「多くの意見の食い違いがあったが、もう終止符を打ちたいと思う。僕たちは全てのバルセロニスタ(バルセロナサポーター)と一致団結しなければいけないし、最高のものがこの後やって来ると信じる必要がある」とチーム危機を終わらせることを望んだ。

「僕は自分の過ちに対して責任を負うが、もしそれがあったとしたならば、それはただバルセロナをより良くし、より強くするためのものだった」とクラブへの熱き思いを語り、「情熱と希望を結びつけ、常に一致団結して同じ方向に進んでいくことが、目標を達成できる唯一の方法になるだろう」と訴えた。

また、ファンに向けては「僕たちをフォローしてくれる全てのクラブ会員とクレ(バルセロナサポーター)にメッセージを送りたい。もし何かの拍子に僕が言ったことややったことで、彼らの中の誰かを不快にさせたとしても、それも常にクラブにとってベストのことを考えてやっていることに疑問の余地はない」とメッセージを送っている。

(高橋智行通信員)