バイエルン・ミュンヘンがドルトムントに3-2で競り勝ち2年ぶり8度目の優勝を飾り、欧州スーパー杯に続く今季2冠目を手にした。

前半18分、カウンターからFWレバンドフスキの右クロスをMFトリッソが右足シュート。これは相手GKに当たってクロスバーをたたいたが、こぼれ球をトリッソが押し込んでBミュンヘンが先制。同32分にはDFデイビスの左クロスにFWミュラーが頭を合わせてリードを広げた。しかし、ドルトムントは同39分、高い位置でボールを奪ったショートカウンターからMFブラントが右足で蹴り込んで1点差とし、後半10分には再びカウンターからMFデラネイのスルーパスを受けたFWハーランドが左足で流し込んで試合を振り出しに戻した。

同点に追いつかれたBミュンヘンは同37分、MFキミヒがセンターサークル内で相手ボールを奪い、ドリブルから右を走るレバンドフスキに預け、そのまま走り込んで折り返しを右足シュート。飛び出してきた相手GKにセーブされたが、倒れ込みながらも左足を残してこぼれ球を押し込む気迫のゴールで勝ち越し。チームはこのまま逃げ切り昨年の雪辱を果たした。