ビリャレアルはホームで行われた第4節でアラベスと対戦し、3-1で勝利した。試合後、ウナイ・エメリ監督が記者会見で語った模様をスペイン紙アス電子版が同日に伝えている。

エメリ監督は後半途中からピッチに入り、左サイドでプレーした久保建英について、「私は試合前に彼と話したが、彼は私がトップ下の全てのポジションでプレーして欲しがっていることを分かっているし、それをしているところだ。彼のベストパフォーマンスは右サイドだが、そこにはサム(チュクウェゼ)とジェラール(モレノ)との競争がある。私は彼に快適さを感じて欲しいし、我々は彼をどこで適応できるかを探している。それが右なのは明らかだが、左サイドでプレーするために成長する必要がある。彼は頑張ったが、輝くことはできなかった」と起用法について説明した。

アラベス戦については「我々は異なるシステムを組み合わせられるようになる必要がある。我々は今日、ここまで我々のために全力を尽くしてきたサムを犠牲にしたが、内側にダニ(パレホ)、マヌ(トリゲロス)、モイ(ゴメス)のような多くのプレーを生み出す選手たちがいた。我々はそのような状況を好んでいる。我々はとても良いプレーができたし、より多くのゴールを決めることができた。私はいい勝ち方ができたと感じているよ。後半、我々はゲームをコントロールしたが、やってはいけない2度のミスを犯してしまった。しかしこれは仕事のプロセスだ」と分析した。

次節アトレチコ・マドリード戦に向けては「最も重要なのは必要に応じて戦わなければいけないことだし、我々が望むように試合を運ぶために、自分たちの攻撃の論法を駆使する必要がある」とコメントした。

ビリャレアルは次節、3日に中2日で強豪Aマドリードとアウェーで対戦することになる。(高橋智行通信員)