今年初の日本代表の活動となるオランダ遠征のメンバーに選出されたウエスカFW岡崎慎司(34)が1日、所属クラブのインタビューに答えた。代表選出の喜びや、強豪アトレチコ・マドリードとの対戦、次節エルチェとの一戦について次語った。

-前節9月30日の強豪Aマドリード戦は0-0で引き分けた。

Aマドリード戦は想定した通り、すごく激しい試合になったと思うし、トップチームとの戦いだったので、自分たちの守備の時間がすごく長かったと思うが、その中で自分たちがペースを握る時もあった。五分五分じゃなくても、しっかりと相手チームに対して戦えたと思うし、勝つチャンスもあったと思うので、そういう場面で自分も今後は勝つために点を取れるような、そういう場面を増やしていきたいなと思います。ただ、ああいう相手に対して勝ち点1を取ったというのは本当に良かったと思います。

-昨年6月の南米選手権以来の日本代表選出。

代表選出は本当にありがたいことだと思うし、このチームに来て、昨季は2部で(チーム最多12ゴールという)結果を残すことができて、今シーズンは1部に昇格できた。それを監督の森保さんも見ていてくれたと思うし、そういう部分で今回呼ばれたと思うので、本当にチームに感謝したいと思います。久しぶりに代表でプレーできる喜びを、プレーと結果で証明したいし、日本代表でプレーすることは自分のモチベーションのひとつなので、そこにつながったと思うと、今回の選出は本当にうれしく思います。行くだけじゃなくて、しっかりと結果を残して自分がどれだけやれるかというのを証明したいと思います。

-次節3日はアウェーでエルチェ戦が行われる。

エルチェは昇格プレーオフの厳しい戦いを勝ち上がってきたチームだと思うし、昨日(9月30日)の試合ではエイバルにも勝って、チームとしてはいい雰囲気で来ていると思うので、自分たちとお互い、いい雰囲気の中で試合ができると思います。すごく緊迫した試合になると思うし、お互いにこの試合に勝ちたいと思ってくると思うので、そういう難しい試合をしっかり自分たちも、初勝利を目指して準備していきたいし、自分たちのサッカーができれば必ず勝てると思うので、まずは自分たちにフォーカスして、次の試合、エルチェでしっかり勝ち点3を取りたいと思います。

日本代表はオランダのユトレヒトで9日にカメルーン代表、13日にコートジボワール代表と対戦する。

(高橋智行通信員)