アイントラハト・フランクフルトFW鎌田大地(24)がホッフェンハイム戦で今季初ゴールを挙げ、2-1の勝利を呼びこんだ。

同DF長谷部誠(36)はフル出場。FW大迫勇也(30)のブレーメンはMF堂安律(22)のビーレフェルトを1-0で下した。堂安は後半43分までプレー、大迫は出番がなかった。MF遠藤航(27)のシュツットガルトはレーバークーゼンと1-1で引き分け、遠藤は開幕から3試合連続のフル出場となった。

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鎌田が次週の日本代表戦に向けて弾みをつけるゴールを決めた。1点を追う後半9分、味方のパスにダッシュして、体ごとゴールに押し込んだ。「昨季はなかなかリーグ戦でファーストゴールが遠かったが、きょうはうまく取れた」。今季3戦目での初ゴールがうれしそう。昨季はリーグ戦28試合出場で2得点、初得点は新型コロナによる中断が明けた今年5月だった。

後半26分にはドリブルでペナルティーエリアに入り込み、シュートは相手に阻まれたが、FWドストの勝ち越しゴールを導いた。これでチームは2勝1分けの勝ち点7の好発進。「ここ数年で、アイントラハトにとって一番いいスタートが切れたと思う」と主軸としての自覚がにじんだ。

「いい感覚なので、これからも続けていきたい」。今年初となる森保ジャパンの活動で、どこまでアピールできるか期待される。

長谷部 試合を通じて主導権を握っていた。最終的にひっくり返せて良かった。開幕3試合で勝ち点7。良しとするという感じ。