ビリャレアルがトットナムのアルゼンチン代表DFフアン・フォイス(22)を今季1年間の期限付き移籍で獲得したと、4日に公式サイトで正式発表した。

この契約にはシーズン終了後の買い取りオプションが含まれている。その金額についてスペイン紙マルカは約1500万ユーロ(約18億7500万円)だと伝えている。

フォイスが母国アルゼンチンのエストゥディアンテス・デ・ラ・プラタからトットナムに入団したのは19歳だった17年夏のことだったが、ジェゼ・モウリーニョの監督就任以降、特に出番がなくなっていたため、ビリャレアルへの期限付き移籍が決定することになった。

センターバックの他、右サイドバックでもプレーできるポリバレントな能力を備え、アルゼンチン代表としてこれまで10試合に出場しており、今月の代表ウイーク後、ビリャレアルに合流する予定になっている。

またビリャレアルはフォイス獲得により、5日に終了する今夏の移籍市場での補強を終わりにする一方、エメリ監督の構想に入っていないDFソフィアン・シャクラとMFダニ・ラバ放出の仕事に取り組んでいるとマルカ紙が伝えている。

(高橋智行通信員)