日本代表は今年初の活動となるオランダでの国際親善試合で、9日にカメルーン代表、13日にはコートジボワール代表とユトレヒトで対戦する。選出メンバー全員が海外組は初めてとなるが、招集されたGK3人は今季の所属チームで出場機会を得られずにいる。

◆川島 フランス1部ストラスブールのGK川島永嗣(37)は4日、ホームのリール戦でベンチ入りしたが出場機会なし。今季は開幕から2試合連続でフル出場したが、チームは2連敗で計5失点を喫し、3戦目から4試合連続で出番なし。

◆権田 ポルトガル1部ポルティモネンセのGK権田修一(31)は4日、ホームのスポルティング戦で今季3戦目で初めてベンチ入りしたが出場機会はなかった。開幕2戦ともにベンチ外で、今季はまだプレーしていない。

◆シュミット ベルギー1部シントトロイデンのGKシュミット・ダニエル(28)は3日、ホームのコルトレイク戦でベンチ入りも出番なし。開幕から8試合を消化した同リーグで1度も出場機会がない。

森保監督は4日に「海外組だけで代表を組めるのは日本の成長だ。自信を持ち、さらなる発展につなげたい」と話していたが、GKに限れば所属チームで苦戦しているのが現状だ。