最上位グループAの3組で、前回王者のポルトガルと18年ワールドカップ(W杯)王者フランスの対戦は0-0で引き分けに終わった。両チームとも勝ち点7。ボール保持率はお互いに50%、シュート数も同じ10本だった。

9月8日のスウェーデン戦で2得点を挙げて世界2人目の国際Aマッチ通算100ゴールを達成したポルトガルのFWロナウド(35=ユベントス)は決め手を欠き、フランスのFWエムバペ(21=パリ・サンジェルマン)も好機をつくったが無得点に終わった。

欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトによると、ポルトガルのフェルナンド・サントス監督は「非常に平等な試合だった。選手たちは慎重になりすぎた。バランスの取れた試合だったが、ゴールを狙うことに対しての積極性を欠いた」と話した。

一方、フランスのデシャン監督は「相手の質の高さを考慮し対策を講じた。うまくやることができた。今夜はロナウドにあまり仕事をさせなかった」と振り返った。