3季ぶりにHJKヘルシンキに復帰したMF田中亜土夢(33)が決勝点を決めるなど全得点に絡み、アウェーでの勝利に貢献した。チームは2連勝でKuPSクオピオと勝ち点41で並び、得失点差で首位に浮上した。

田中は前半18分、右サイドを駆け上がってペナルティーエリア右でパスを受けると、相手DFを背にキープして後方へ落とし、FWローペリスキの先制点をアシスト。同点に追いつかれた後の後半25分にはCKからの2次攻撃でペナルティーエリア左でパスを受け、角度のないところから鮮やかに右足シュートでファーのネットを揺らして今季4得点目をマークして決勝点を奪った。