エジプト3部リーグで、11月3日で75歳になるFWエジディン・バハデルが世界最年長のプロサッカー選手になったとロイター通信が18日に伝えた。

同国3部の「6オクトーバー」に所属する74歳の同選手は、17日のエルアヤット・スポーツクラブ戦でフル出場を果たし、イスラエル4部リーグでGKイサーク・ハイクが達成した73歳の最年長記録を更新した。

4人の父で、6人の孫がいるFWは3月7日のジーニアス戦でも20歳の選手らにまじりフル出場。キャプテンマークを巻いて奮闘し、PKでチーム唯一のゴールを挙げていた。

最年長のプロサッカー選手としてギネス記録に正式に認められるには90分間のプレーが2試合必要で、3月21日に行われる予定だった試合でも90分出場しなければならなかったが、新型コロナウイルスの影響で試合は延期されていた。

3月時点では75歳とされていたが、実はまだ74歳だったバハデルは「もう1度、自分の記録を破ることを夢見ている」と話していたという。