18日に行われたスペイン1部リーグ第6節バレンシア戦で退場になったビリャレアルの日本代表MF久保建英(19)が、25日にアウェーで開催される第7節カディス戦への出場が可能になったと、ビリャレアルの地元紙エル・ペリオディコ・メディテラネオ電子版が21日に伝えている。

久保はバレンシア戦の後半47分、スライディングタックルを仕掛けたボールに触れた後に左足がカルロス・ソレールの大腿(だいたい)部に入り、2枚目のイエローカードを出されプロキャリア初の退場になっていた。

その後、ビリャレアルがその判定を不服として処分取り消しを訴え、スペインサッカー連盟の競技委員会が21日に2枚目のイエローカードを無効にしたことを発表した。これにより久保はカディス戦に出場が可能になっている。

一方、1枚目のイエローカードに対しては、180ユーロ(約2万2500円)の罰金が科せられている。

(高橋智行通信員)