日本代表FW南野拓実(25)が所属するリバプール(イングランド)は白星発進した。

ベンチスタートの南野は後半15分、FWマネと交代で途中出場。同時にサラー、フィルミノもベンチに下がり、南野はジョタ、シャキリと3トップの最前線で並んだ。無得点だったものの、ロスタイムにはゴール右に迫ってシュートも放つなど積極的なプレーが目立った。英スカイスポーツでは途中出場ながら7・0点とまずまずの採点となった。

チームは右膝前十字靱帯(じんたい)損傷で長期離脱の決まったオランダ代表DFファンダイクに代わり、MFファビーニョがセンターバックで先発出場。試合は前半35分、FWマネが高速の左クロスで相手DFのオウンゴールを誘発し、決勝点となる先制ゴールが生まれた。

クロップ監督は「ファビーニョはトップ選手。トップ選手ならば適応できる。うまくスタートすることは重要。初戦がタフなアウェーだったが、パフォーマンスは良かった。大きなクリーンシートだ」と、ファンダイク不在でも無失点勝利できたことを歓迎した。