ビリャレアルが22日にホームで行われる欧州リーグ開幕戦でスィバススポル(トルコ)と対戦する。日本代表MF久保建英(19)について、スペイン各紙は当日の紙面で今季初めて先発出場すると予想している。

平日半ばに3週連続で欧州リーグを戦うことになるタイトな日程の中、エメリ監督がスィバススポルに向けて、ジェラール・モレノ、エストゥピニャン、パレホ、アルベルト・モレノの主力選手をけがで欠くこと、シーズン開幕からリーグ戦に出場し続けているアセンホ、アルビオル、パウ・トーレウ、モイ・ゴメスパコ・アルカセルに休みを与えるため、今季初の大幅なローテーションを実施するとみられている。

スペイン紙マルカは2-1で勝利した先週末のバレンシア戦から先発を7選手入れ替えると予想した。システムは4-2-3-1で久保はトップ下。GKはルジ、DFはペーニャ、アルビオル、フネス・モリ、ジャウメ・コスタ、MFはダブルボランチにイボラ、コクラン、攻撃的MFにチュクウェゼ、久保、ペロラサ、FWはバッカになると伝えている。

一方、スペイン紙アスは、エメリ監督がバレンシア戦から先発7選手を入れ替え、いつも通りの4-3-3で臨み、久保はモイ・ゴメスに代わって左ウイングでプレーすると予想。GKはルジ、DFはペーニャ、フネス・モリ、パウ・トーレス、ペドラサ、MFはコクラン、イボラ、トリゲロス、FWはチュクウェゼ、バッカ、久保となっている。

また同紙は、「待たされたがついにその時がやって来た。ビリャレアルでのプレゼンテーションから70日が経過し、ベンチスタートからの6試合、80分間出場を経て、タケ・クボがスタメンデビューを飾る」と伝えている。

(高橋智行通信員)