フランス1部ストラスブールGK川島永嗣(37)が、アウェーの第8節ブレスト戦(現地時間25日午後3時キックオフ)で先発すると、25日付のフランス・レキップ紙が予想した。

ストラスブールは今シーズン7試合で獲得したのは、わずか3ポイント。同クラブのロレー監督は「緊急事態」であることを認めていたという。

同紙は、「レキップの個人評価の平均点4・6のビングル・カマラは、GKのランキングで最下位であり、チームの困難を象徴している」と指摘。「ブレスト戦で川島に先発の座を引き渡すだろう」と伝えた。

「5試合で11失点した新セネガル代表GKカマラを責めているわけではないが、1番手GKメツ・セルスは(左足アキレス腱断裂のため)来年1月までの欠場」となり「クラブが予想していた以上に重くのしかかっているのは明らかである」。さらに、不振の要因は「衰えたディフェンスとベテラン選手たちの不調」を理由に挙げた。

ストラスブールはリーグ・アンの7試合中1勝6敗で現在、20チーム中の18位。「これは18位(降格圏)で終了した2000~2001年シーズンのクラブ史上最悪の結果に等しい」とレキップ紙は伝えている。(松本愛香通信員)