日本代表MF久保建英のビリャレアルは29日、欧州リーグ1次リーグ第2戦カラバフ(アゼルバイジャン)と対戦する。アウェーでの試合だが、アゼルバイジャンが隣国アルメニアと紛争中のため、代替え地のトルコ・イスタンブールで開催。これを受けて、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版は、ビリャレアルが長らく同大会の1次リーグのアウェーゲームに負けていないことを27日に伝えている。

ビリャレアルが最後に1次リーグのアウェーゲームで敗れたのは15-16年シーズンのラピッド・ウィーン(オーストリ)戦で1-2だった。それ以降、11試合連続で無敗を誇っており、その成績は3勝8分け0敗となっている。

15-16年はアウェー初戦でラピッド・ウィーンに敗れた後、ディナモ・ミンスク(ベラルーシ)に2-1で勝利し、プルゼニ(チェコ)と3-3で引き分けた。

16-17年シーズンはステアウア・ブカレスト(ルーマニア)に1-1、オスマンルスポル(トルコ)に2-2、チューリヒ(スイス)に1-1と3分けだった。

17-18シーズンはマッカビ・テルアビブ(イスラエル)と0-0で引き分けた後、スラビア・プラハ(チェコ)に2-0、アスタナ(カザフスタン)に3-2で勝利した。

これまで最後に1次リーグのアウェーゲームを戦った2年前の18-19年シーズンは、スパルタク・モスクワ(ロシア)に3-3、ラピッド・ウィーンとレンジャーズ(スコットランド)にそれぞれ1-1とすべてで引き分けている。

(高橋智行通信員)