ジェゼップ・マリア・バルトメウ氏が会長職辞任を発表した翌日の28日、バルセロナはアウェーで行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第2戦でユベントスと対戦。2-0で勝利した後、ロナルド・クーマン監督がメディアの質問に答えている。

クーマン監督はその際、バルトメウ氏の会長辞任の影響があるかを問われ、「我々はスポーツ面について考えなければいけないし、チームはとても良かった。我々に影響がないことを願うよ」と返答した。

そして「もし自分の状況が変わる必要がある場合、そのことを私に話さなければいけないだろう。我々は結果とプレーを向上させることを望んでいるし、そのことに自分たちのエネルギーを注ぎ込むつもりだ。スポーツ面以外のことは我々次第ではない。今後どうなるか様子を見るつもりだよ」と見解を語った。

ユベントス戦については「我々は素晴らしい試合をやったと思うし、自分たちのサッカーをやることができた。ゴールチャンスを多く作ったので、もっと早くに試合を決めなければいけなかった。私はプレーやチームのキャラクターに満足しているし、素晴らしい勝利だったよ」と満足げに語った。

バルセロナ監督就任後、最も満足した試合かについては「その通りだ。対戦相手とアウェーでプレーしたことを考慮すると、これまでで最も完璧な試合だったと思う。我々のベストゲームだった」と確言している。

バルセロナは次戦、31日にアウェーで行われるスペイン1部リーグ第8節でアラベスと対戦する。(高橋智行通信員)