バルセロナの選挙管理委員会が12日に会議を行い、クラブの新会長選挙を来年1月24日に実施することを決定したと、スペイン各紙が報じた。今後数週間のうちに最終的な選挙カレンダーおよび会場等が正式発表される予定だ。

バルセロナは当初、来年3月に新会長選挙を実施する予定だった。しかしメッシとの確執などさまざまな問題によりジェゼップ・マリア・バルトメウ会長率いるクラブ理事会への不信感が募り、不信任投票を求める署名が2万人分以上集まった。そして先月下旬、最終的に理事会が総辞職したため、来年1月に前倒しで行われることになった。

今現在、シャビ・ビラホアナ氏、ビクトル・フォント氏、トニ・フレイシャ氏、ジョルディ・ファレ氏、アグスティ・ベネディート氏、ペレ・リエラ氏、ルイス・フェルナンデス・アラ氏の7人が新会長選挙を争うことをすでに表明しており、この中の数人はすでに公約を伝えるイベントを実施している。(高橋智行通信員)