バルセロナのクーマン監督がメッシに関する質問に対して怒りを見せた。英ミラー電子版が報じた。

メッシは18日にバルセロナの空港で報道陣に囲まれ、「同僚グリーズマンがチームに溶け込む手助けをしなかったのでは?」と聞かれると「このクラブで起きることすべてで、自分が問題であると言われることに疲れた」と話した。

クーマン監督は20日の記者会見でメッシのクラブでの将来についてたずねられると「メッシのような選手に対して、我々はもっとリスペクトしなければならない」とムッとしながら答えた。

同監督は「(代表からの)長い旅路の後、グリーズマンとの関係を聞くなんてリスペクトを欠く」「メディアがけしかけて騒動にしようとしている」「レオ(メッシ)とアントワン(グリーズマン)の間には何の問題もない」と立て続けに答えた。

そして最後に「メッシは(本拠地)カンプノウを離れるのか?」と聞かれると「ノーだ。そしてこの件に関してはこれ以上答えない」と質問を打ち切ってしまった。

粘る記者に再度同じことを聞かれても「もう質問は受け付けない」と答えなかったという。バルセロナは21日にアトレチコ・マドリードとの大事な一戦を迎えるが、チームが8位と力を発揮できていないこともあり、記者会見も緊張感で張り詰めていた。