連覇を狙うリバプールが層の厚さを見せつけて、レスターとの上位対決に完勝した。

前半21分に右CKから相手DFエバンスのオウンゴールを誘うと、同41分には左サイドバックのDFロバートソンのクロスに、ゴール前に走り込んできたFWディオゴ・ジョタが頭を合わせて2点目。後半41分にもFWフィルミノがヘディングで3点目を入れた。

ケガ人続出で野戦病院状態のリバプール。だがアレクサンダーアーノルドを欠く右サイドバックには前半はMFミルナーを起用。後半途中から同MFが中盤へ上がり、19歳のDFネコ・ウィリアムズが務めた。

ファンダイク、ゴメスがいずれも膝のケガで離脱中のセンターバックはマティプとファビーニョのコンビで対応。中盤では主将のヘンダーソンも故障中だが、19歳のMFカーティス・ジョーンズが生き生きとしたプレーを見せた。

さらにコロナウイルス陽性で欠場のFWサラーの代わりには右ウイングにジョタを配し、同FWはゴールで期待に応えた。日本代表FW南野拓実は後半44分から途中出場した。

リバプールはリーグ戦でのホームゲームで64試合連続無敗となった。