バルセロナは21日、アトレチコ・マドリードとアウェーで対戦し0-1で敗れた。同試合で負傷した元スペイン代表DFピケとスペイン代表DFセルジ・ロベルトの検査結果をクラブが22日に伝えた。

コレアと競った際に負傷し、後半17分にデストとの交代を余儀なくされたピケは22日に受けた検査で右膝内側側副靱帯(じんたい)捻挫および前十字靭帯部分的損傷と診断された。

一方、試合終了間際にロングシュートを打った際に負傷し、試合終了のホイッスルが鳴る前にそのままピッチを後にしたセルジ・ロベルトは、右足大腿(だいたい)二頭筋肉離れと診断されている。

クラブは両選手の復帰時期について明らかにしていないが、スペイン紙マルカは、ピケは全治3~5カ月、セルジ・ロベルトは全治2カ月とそれぞれ伝えている。

今季の公式戦でピケは10試合(リーグ8試合、欧州チャンピオンズリーグ2試合)、セルジ・ロベルトは10試合(リーグ7試合、欧州チャンピオンズリーグ3試合)にそれぞれ出場していた。

バルセロナはチーム状態の良くない中、今月に入り、アンス・ファティ、ブスケツ、ピケ、セルジ・ロベルトの主力4人が立て続けにけがに見舞われている。(高橋智行通信員)