レアル・マドリードは25日、欧州チャンピオンズリーグ1次リーグ第4節でインテル・ミラノ(イタリア)とアウェーで対戦する。決勝トーナメント進出に向けた重要な一戦を前日に控え、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ(35)が記者会見に出席した。

モドリッチはインテル・ミラノ戦について、「決勝戦のように臨む必要がある。チームとしていいプレーをやり、団結してまとまり、お互いに助け合わなければいけない。僕たちが試合に見合ったレベルにいられることを願うよ」と見解を述べた。

来年6月30日で切れるRマドリードとの契約延長については「僕は調子の良さを感じており、出番のなかった試合は監督の判断によるものだ。試合に出場する時は先発でも控えでもチームを助け、うまくやることを目指している。調子いいし、強さを感じている。まだ十分サッカーをやることができるし、プレーを続ける強さがある。何度も僕の状況を質問されるが、将来どうなるか見ていくつもりだ。僕は落ち着いている」と返答した。

Rマドリードでプレーを継続したいかについては、「僕はそのことについて何度も話してきた。Rマドリードで心地よさを感じているし、Rマドリードでプレーを続けたい。僕はチームを助けることができると感じている。Rマドリードでキャリアを終えることを望んでいるが、それは多くのことに依存する。でもRマドリードでキャリアを終えることができたら、僕は誰よりも幸せだ」とハッキリと言い切った。

欧州チャンピオンズリーグでチームの置かれている状況については「全ての試合が難しいので、もし自分たちが大会のレベルになければ、勝利するのに苦しむことになる。僕たちは自分たちの強さや、チャンピオンズリーグで何度も示してきた団結力を証明する必要がある」と語った。

Rマドリードはチャンピオンズリーグ1次リーグB組3試合を終え、1勝1分け1敗の勝ち点4で3位と苦しんでいる。ボルシアMG(ドイツ)が勝ち点5で首位、シャフタル・ドネツク(ウクライナ)が勝ち点4で2位、今回対戦するインテル・ミラノが勝ち点2で最下位となっている。

(高橋智行通信員)