ドイツ代表のヨアヒム・レーウ監督(60)が来年行われる欧州選手権まで留任することになった。

ドイツは11月17日に行われた欧州ネーションズリーグ・リーグA4組のスペイン戦で0-6と大敗。4強入りを逃した。

ドイツ協会はこれを受け、チームディレクターのオリバー・ビアホフ氏から“事情聴取”すると表明。場合によってはレーウ監督が解任される可能性もあると、各メディアが伝えていた。

こうした中、ドイツ協会は11月30日に声明を発表。「1試合を、代表チームを計るものさしにすべきではない。指導陣の素晴らしい働きぶりや、チームとコーチの結び付き、過去そして未来への明確なコンセプトを評価した」として、スペイン戦のことは不問に付すとし、レーウ監督の留任を認めた。

同監督は06年から代表を率い、14年W杯ブラジル大会ではチームを優勝に導いた。だが直近3大会(18年W杯および2度の欧州ネーションズリーグ)はいずれも1次リーグ敗退となっていた。