リバプールのユルゲン・クロップ監督(53)が、英国のEU離脱「BREXIT」後の移籍市場について懸念を表明した。英国は今年1月31日にEUを離脱。それにともない来年1月1日からサッカーの移籍市場でも新たなルールが導入される。

新ルールのもとでは、英国のクラブは労働許可証なしではEUの国々からの選手を獲得できない。また18歳未満の外国人選手はそもそも契約自体ができなくなる。

クロップ監督は英ガーディアン紙のインタビューに答え「私はいまだに、BREXITで英国が何を得するのか、誰かが言ってくれるのを待っている状況だ。BREXITの後で何が改善されるのだろう? 私が判断することではないが、利害関係にある人間として、BREXITによるポジティブなインパクトをいまだに待っている」と、現時点ではネガティブな要素しか見えないと主張した。