チェルシーのフランク・ランパード監督(42)が長期的なチーム作りに関わるため、契約延長を希望した。

ランパード監督は19年7月に、前任サッリ監督の後を受けて就任。21-22年シーズンまでの3年契約を結んだ。昨季はチームを4位に導き、今季は優勝争いのできるチームへとさらなる進化をうながしている。

ランパード監督は「契約の話をすると、監督としてここにいると時間はあっという間に過ぎていってしまう」と前置きした上で「去年の最初はいろいろな状況が重なり、チームは過渡期で難しい面もあった。だが今思うのは、ここでの長期的なチーム作りの一員でいたいということだ。今夏に獲得した選手たちは、チアゴシウバ以外は、将来的なことも考えて取った選手たちだからだ」と説明した。

すべての大会を含め、チームは現在、15試合連続無敗と好調を維持している。それでもランパード監督はプレミアリーグ優勝や欧州トップの位置を狙うにはまだ時間が必要だと考えている。「現時点でチームはそういうものに向けて力をつけているところ。私はいつでも長期的なプランで見ている。選手獲得の効果が出て、本当に優勝争いに加わるのは来季かもしれない」と話した。