ボローニャDF冨安健洋が今季2得点目を挙げたが、チームは試合終了間際に追いつかれ、ホームでウディネーゼと2-2で引き分けた。

16試合連続で先発し右サイドバックでフル出場した冨安は前半19分、右サイドからのFWオルソリーニの左足のFKに中央で高い打点のヘディングシュートをゴール右へ決めて先制点を奪った。12月23日のアタランタ戦以来、2試合ぶり今季2得点目でセリエA通算は3得点目。

チームは同34分に冨安の右サイドを破られた攻撃から、こぼれ球を押し込まれて同点に追いつかれたが、同40分、相手GKのロングキックを冨安が頭ではね返したところを起点にFWパラシオが右サイドで粘り、最後はMFスベンベルグが流し込んで勝ち越しに成功した。しかし、後半2分にそのスベンベルグが2枚目のイエローカードで退場。数的不利となり、勝利寸前の同ロスタイム、ペナルティーエリア右からのMFアルスランの右足シュートがDFサミルの足に当たってゴールに飛び込み、同点に追いつかれ7試合ぶりの勝利を逃した。

5試合連続で引き分けのボローニャは4勝5分け7敗の勝ち点17で暫定12位。