シャルケがホームでホッフェンハイムに4-0で快勝して約1年ぶりの勝利を挙げ、リーグ戦未勝利の不名誉記録は1歩手前で免れた。

昨年1月17日のボルシアMG戦に勝って以来、リーグ戦30試合連続勝ち星なしのシャルケは、65〜66年シーズンに現在は5部リーグに所属するタスマニア・ベルリンが作った31試合連続勝利なしのブンデスリーガ記録にあと1と迫っていた。この日、白星が挙げられなければタイ記録となるところだったが、それを救ったのは19歳の米国出身のFWホッペだった。

ホッペは前半42分、カウンターから1対1となった相手GKの頭上を越える左足のループシュートを決めて均衡を破ると、後半12分にはスルーパスにフリーで抜け出し、飛び出してきた相手GKをかわして左足で流し込んで2点目をゲット。さらに同18分には絶妙の動きでスルーパスを呼び込み、右足で押し込んでハットトリックを達成した。

今季初勝利を挙げたシャルケは1勝4分け10敗の勝ち点7で最下位を脱出した。