プレミアリーグは11日、先週の検査で36人の新型コロナウイルス陽性が確認されたと発表した。

これで今季が開幕して以降、21度の検査で選手とスタッフ合わせて207人の感染が判明したことになる。

ニューカッスルのブルース監督が「このような状況の中でプレーを継続するのはモラル的に問題なのでは」と話し、アーセナルのアルテタ監督も「国や世界中がこのような状況の中、我々が試合を続けるのは少し変な気がする」と呼応するなど、リーグが一時中断にならないことへの批判もある。

だがプレミアリーグ側は中断には消極的で「試合を消化するための新型コロナウイルスに対する手順には自信を持っている」としている。

英国では累計300万人がコロナに感染し、8万1000人以上が死去している。ニューカッスル、マンチェスター・シティー、フラムでクラスターが発生し、スコットランドの下部リーグでは1月31日まで3週間の中断が決まった。イングランドの3つの下部リーグでは今後の試合が取りやめとなり、今年のリーグ戦自体が無効となった。