レアル・マドリードのセルビア代表FWルカ・ヨビッチ(22)がアイントラハト・フランクフルトへ復帰することになった。米ヤフー電子版によると、Eフランクフルトのボビッチ・スポーツディレクターが12日に発表した。

ヨビッチは19年夏、移籍金6000万ユーロ(約75億円)でRマドリードに入団。約1年半が経過しているが出場機会に恵まれていなかった。

昨夏、ジダン監督がベンゼマのバックアップとしてFWマジョラルの残留を望んだため、ヨビッチについてはRマドリードが期限付き移籍で出すことを考えていた。だが最終的に移籍先を見つけられず、マジョラルが2年間の期限付き移籍でローマに行くことになった。

そしてヨビッチは今季はけがと新型コロナウイルス感染に苦しんだこともあり、ここまでの成績は公式戦5試合、208分間出場、0得点となっていた。

ヨビッチはまだ22歳と若く、莫大(ばくだい)な移籍金を支払い獲得していることからRマドリードに手放す意思がなかったため、夏までの期限付きのEフランクフルト復帰となった。(高橋智行通信員)