バルセロナが13日、Rソシエダードとスペイン・スーパー杯準決勝を戦い、PK戦の末、決勝進出を果たした。ロナルド・クーマン監督が試合後、次のように語った。

1-1の同点のまま、PK戦までもつれ込んだRソシエダード戦については「Rソシエダードはプレスが非常に優れている強いチームだ。カンプ・ノウで彼らと対戦した時のように、ピッチ全体で多くの1対1があった。そのような状況だと、後方から冷静にプレーすることなど全くできないし、我々は試合に入るのに苦しんだ。しかし少しずつ調子を上げていき、両チームにチャンスがあった」と試合を分析した。

フィジカル面に問題がありベンチ外になったメッシについては「日曜日に間に合うか分からない。我々は待たなければいけないし、様子を見るつもりだ」と説明している。

リキ・プッチが最後のキッカーを務めたPK戦のキッカーの選び方については「私は4人の名前を紙に書いていた。そして誰か5番目に蹴りたいかを聞いたんだ。するとリキ・プッチが思い切って手を挙げたんだ」と明かしている。

スーパープレーを連発したGKテアシュテーゲンについては「決定的だった。彼は素晴らしい試合をやり、PK戦で重要な役割を果たした」と言及した。

メッシ抜きで決勝進出を果たしたことについては「私はこのチームに大きな誇りを感じている。仕事を遂行できる選手が守備にいることは重要だ。我々は正当な勝者だった」と選手たちの頑張りをたたえていた。

バルセロナはこの後、レアル・マドリードとビルバオの勝者と17日にセビリアでスペイン・スーパー杯決勝戦を戦う。(高橋智行通信員)