レアル・マドリードのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(22)が今冬、アーセナルに半年間の契約で期限付き移籍する可能性が高くなっていると、レアル・ソシエダードの地元紙エル・ディアリオ・バスコ電子版が22日に報じている。

ウーデゴールは昨季1年間、レアル・ソシエダードに期限付き移籍で所属し素晴らしいパフォーマンスを見せた後、今季Rマドリードに戻っているが、出場機会の少なさを理由に、今冬の移籍市場で再び期限付き移籍したい旨をクラブに告げたと伝えられていた。

同紙によると、本人の希望は以前より獲得を望まれているRソシエダードに戻ることだが、オファーが届いている中でクラブ首脳陣が最も気に入っている選択肢は、アーセナルへの期限付き移籍だという。

アーセナルはRマドリードがすでに昨季よりダニ・セバージョスを期限付き移籍させているクラブでもある。

現在、両クラブの交渉は順調に進んでおり、ウーデゴールの希望に反し、アーセナル行きが近づいているとのことだ。

ウーデゴールは今季、故障の影響はあるものの公式戦9試合、367分間出場、0得点0アシストと、ジネディーヌ・ジダン監督にあまり出番を与えられていない。

(高橋智行通信員)