マンチェスター・シティーが4部チェルテナムの夢を打ち砕いた。

後半14分に相手のロングスローからゴール前のこぼれ球を押し込まれて先制を許し、同35分まで1点を追う苦しい展開。あと10分で4部クラブの下克上が成し遂げられるところだった。

しかしマンチェスターCは同36分、DFカンセロの右後方からのクロスにMFフォーデンがダイレクトで左足を合わせて同点ゴール。3分後にはFWガブリエルジェズスが右足で勝ち越し弾、さらにロスタイムにはFWフェラン・トーレスがダメ押しゴールを決めた。ロスタイムを含めた最後の13分で3点を挙げて、マンチェスターCがプレミアリーグクラブの面目を保った。

同点ゴールのフォーデンは、太もも裏のケガで4~6週間の離脱が決まったデブルイネの穴を埋める存在としても期待されるが、グアルディオラ監督は「フィル(フォーデン)はケビン・デブルイネになる必要はない。フィルは我々が負けているような悪い時間帯でも、彼自身のプレーを続けてくれればいいんだ」と20歳の新鋭について話した。