J1川崎フロンターレからサンタクララへ移籍した守田英正(25)が、食野亮太郎(22)が所属するリオアベ戦でポルトガル1部デビュー。フル出場し、後半44分に決勝点を挙げて2-1の勝利に貢献した。

試合終盤は悪天候のため視界が悪く、地元テレビの放送ではほとんどプレーが見られないような状況。そんな中で迎えた終了間際、守田は味方が右サイドのタッチライン付近から前方へ出したパスに走り込み、右足を思い切り良く振り抜いて左隅にゴールを決めた。試合の最優秀選手にも選ばれ、テレビのインタビューでは照れ笑いを浮かべながら「ハッピー」と声を弾ませた。

一方のリオアベ食野も1点を追う前半26分に左からの折り返しを右足で豪快にゴールしており、日本人2人がスポットライトを独占する一戦となった。

◆守田英正(もりた・ひでまさ)1995年(平7)5月10日生まれ。大阪府高槻市出身。金光大阪高から流通経大を経て18年に川崎F入り。1年目から主力として活躍し、同年9月にA代表デビュー。Jリーグ通算81試合1得点。国際Aマッチ3試合無得点。177センチ、75キロ。夫人はモデルの藤阪れいな。